【住宅購入予算の考え方(1)】
(その1)予算とは?
営業分野のパイオニア的FPツール
「マイホームFP」の開発会社社長の石本@actyです。
お客様との面談において
「どのくらいの予算でお考えですか?」
とお客さまに聞く営業担当者がいます。
いや、多くの担当者はそのように聞いているのでは?
仮に・・
「土地は1000万円程度で、住宅は2500万円程度で検討したい!」
と言われたとしましょう!
この予算って何なのでしょうか?
イメージとしては理解できます。
これって
「今、現金で買うとした場合の価格」ですよね!
予算=私にとっての購入可能な物件価格
という意味では
購入価格 = 頭金+住宅ローン
です。
まず最初に
住宅ローンはいくら位を借りるのか?
を検討します。
勿論、銀行側の融資基準はありますが
いくらなら返済に不安を感じる事がないのか?
「8万円?」「9万円?」「10万円?」・・・
この額も「借入額」「返済期間」「金利」で
大きく異なってきます。
その上で、「固定金利か?」「変動金利か?」
でも大きく異なってきます。
故に・・・
予算の検討において、まずやるべき事は?
①月額返済額を根拠に「借入額を検討する」
②入居後の生活費も考慮して「頭金の額を検討する」
※親からの住宅資金贈与も検討する
③ライフプランシミュレーション
※将来の子供の教育費や老後資金も踏まえて検討する
この①~③をお客様が納得できるまで繰り返します!
① + ② が総予算となります。
この部分の最小~最大の額を把握する事が
最初にやるべき事です。
この総予算内で・・・
住宅価格 + 土地価格 + その他工事 + 諸費用
を振り分ける。
本来はシンプルな意思決定の流れですが
住宅は、仕様、性能、設備、広さ等で価格幅があります。
土地は、それこそ地域と広さで価格が異なります。
ここを明確にしないままに商談が進む事はありません。
お客様の要望を聞く事しか対応手段の無い担当者は、契約がとれません。
では、どのように進めて行く事が望ましいのか?
次回、【住宅購入予算の考え方(2)】で具体的に進めて行きます。
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